Q3
それ程までたか子さんを傷つけていたとは知らずに申し訳なかった。最終的にどうなるか分からないがたか子さんと付き合わせて欲しいと、副社長に言うと副社長は大変喜び、早速今夜、娘に伝えるとのことでした。
さて、あなたは今日ゆきえさんと食事をする約束をしています。ゆきえさんは彼女として付き合うならいいですが、一生を共にと考えるとなかなか大変そうです。今日の食事では、あなたはゆきえさんに正直にことの成り行きを話そうと決めました。
あなたは帰り間際に急ぎの仕事が入ったため、約束の時間に多少遅れて待合せ場所に着きました。ゆきえさんは遠くから見てもすぐに分かるくらい華やかで、周囲の注目も浴びています。いくらたか子さんと付き合うことを決めたからといっても、やはりゆきえさんにも未練がありました。ゆきえさんに近づくと、彼女もあなたに気がつき、笑いながらこちらに手を振ってくれました。あなたもそれに答えて手を振ろうとしたそのとき、聞き覚えのある声があなたを呼びました。振り向くとなんと今日話をした副社長がいるではありませんか。
「○○君、奇遇だね。今から娘と会って食事をしながら君のことを話そうと思っていたんだよ。もし、よかったらせっかくだし一緒にどうだね。ご馳走してあげるよ。」
とあなたに話している最中に、ゆきえさんが
「遅いじゃない。あっちに車停めているから急いで。」
と言いながらあなたの手を引っ張りました。どうやらゆきえさんは副社長に気がつかなかったようです。副社長は、なんだこの女はいったい、といった表情でゆきえさんをにらんでいます。
さあ、あなたはこのピンチをどう切り抜けますか。
ゆきえさんには適当な言い訳をして今日の食事をキャンセルしてもらい、副社長の誘いに応じる。