イタリア自動車見聞録(1) このページでは、約1週間(2000年4月)のイタリア旅行を通じて私が感じたイタリア車事情を紹介します。 なにぶん1週間という短い期間であるということと、ほとんどがミラノだったことから、かなり偏った内容であることをお許しくださいませ。 尚、数字などは正確な統計ではなくあくまで私が感じたものです。
●イタリアでのイタリア車割合
イタリアでのイタリア車割合(いわゆる国産車割合)は半分弱という感じです。 イタリア車ばかり見ていたので、かなりひいき目に見ているかもしれないので実際にはもうちょっと少ないかもしれません。 あとフランス車が3割、ドイツ車が2割という感じでした。 イタリアに行く前は、日本での日本車と一緒で右も左もイタリア車だと思っていたのですが、意外と少ないなあという印象でした。
イタリア車の中では、フィアットは6割くらい、ランチアは2.5割くらい、アルファは1.5割くらいです。 ランチアやアルファはちょうどルノーやプジョーと一緒くらいの数でした。 フィアットを一番多く見かけますが、ランチアやアルファも普通に見かけます。 現在のランチアとアルファはもはや普通の乗用車として乗られています。
●よく見かけたイタリア車
・フィアット : セイチェント、チンクエチェント(現行)、パンダ、ウーノ、プント、ヌオーバプント、
ティーポ、ブラーボ、ブラーバ、マレア、パリオ、クロマ、テンプラ、ムルティプラ・ランチア : イプシロン、デルタ(現行)、プリズマ、デドラ、リブラ、テーマ、カッパ
・アルファ : 145、146、156、164、166
・その他 : アウトビアンキY10
15年前くらいのモデルまでがざくざく走っています。
アルファとフィアットパンダを除けば、日本では俗に言う地味なイタ車のオンパレードです。 地味なイタリア車が好きな人にとってはイタリアほど血沸き肉踊るところはないでしょう。(当然ですが) つい最近発売されたヌオーバプント、ムルティプラ、リブラ、166なんかもたくさん見かけました。 ムルティプラなんかはタクシーでかなり使われています。○意外と見かけなかったイタリア車
なぜかアルファ155はあまり見かけませんでした。 年式からいうともっと見ていいはずなんですが。 パトカーではよく見かけました。 そういえば75も少なかったです。 ランチアでは旧型デルタも少なかったです。○やっぱり見かけないスポーツカー
スポーツカーはあんまり走っていませんでした。 そんな中でも比較的見かけたのがアルファスパイダーとGTV。 フィアットバルケッタやクーペは殆ど走っていませんでした。 アウディTTクーペの方がはるかに見たような気がします。
●番外編 : レンタカーから撮ったアルファのおしり